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武蔵府中熊野神社古墳

種別国指定 史跡
所在区市町村府中市
指定年月日平成17年7月14日
平成30年10月15日(追加指定)
所有者熊野神社
解説文 本古墳は、下の2段の平面形が方形、上の1段が円形の3段構造となっており、上円下方墳(じょうえんかほうふん)と呼ばれています。規模は1段目が一辺約32m、2段目が一辺約23m、3段目が直径約16mを測ります。埋葬施設は横穴式石室と呼ばれるもので、切石を積んで構築されています。全長は約8.8mで、入口付近の平坦な空間と3つの部屋からなります。
 盗掘などのため、出土遺物はほとんどありませんでしたが、刀の鞘に装着する鞘尻金具(さやじりかなぐ)が出土しています。鞘尻金具には、七曜文の銀象嵌文様が施されていました。これは国内外に類例のない珍しいものでした。
 この文様は、古代の貨銭である富本銭にも取り入れられています。
 古墳は、石室の形状や鞘尻金具の特徴から、7世紀中頃から後半にかけての時期に造られたと考えられています。
 本古墳は、調査で確認された上円下方墳としては全国で3例目ですが、このなかで古い時期に築造された可能性が高いといわれています。またこの時期の武蔵地域では最大級の墳丘をもち、大型の石室であるため、被葬者は武蔵を代表する首長クラスであったと考えられます。本古墳築造直後に造られた武蔵国府東山道武蔵路との関連も興味深いところです。
所在地府中市西府町2丁目
アクセスJR南武線「西府」駅下車徒歩8分
JR南武線・京王線「分倍河原」駅下車徒歩25分
公開情報【公開日】通年
【公開時間】終日
【料金】なし
注意事項住宅街にある史跡なので大声を出すなど周りに迷惑のかからないようにお願いします。
国指定史跡 武蔵府中熊野神社古墳 ■写真提供:府中市教育委員会 拡大表示

国指定史跡 武蔵府中熊野神社古墳 ■写真提供:府中市教育委員会

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