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稲荷塚古墳

種別都指定 史跡
所在区市町村多摩市
指定年月日昭和28年6月19日 史跡指定
昭和30年3月28日 旧跡指定
昭和33年10月7日 種別変更
所有者恋路稲荷神社奉賛会(多摩市教育委員会)
解説文 稲荷塚古墳は多摩丘陵の北辺、多摩川に注ぐ大栗川右岸の舌状台地上に立地しています。凝灰岩の截石切組積で築かれた胴張り複室構造の横穴式石室を主体部とし、石室は全長約7m、玄室部高約2mを測ります。築造年代は7世紀前半と推定されています。昭和61年・平成2年の墳丘周囲の確認調査では周溝が確認され径約34mの円墳とされましたが、畿内などで10数例が知られるにとどまる、全国的にも類例が少ない八角形墳の可能性も考えられています。平成6年の調査では、墳丘下部に一直線に並ぶ貼石が確認されました。これは墳丘裾部に配置された装飾や区画のための外護列石の一部と考えられます。
 稲荷塚古墳と同様の石室構造をもつ古墳は、東京都のほか埼玉県・神奈川県北東部にもみられ、ほぼ「武蔵国」の範囲に分布します。領域径38m、幅2mを測る八角形の可能性のあるプランの周溝内側に、対角径34m、復元高4mの墳丘を備えています。2段築成で、墳丘1段目は幅6mのテラス状を呈しています。墳丘2段目は対角径22mで、ここに主体部が構築されています。主体部の中軸線は稜角に一致しています。設計において、高麗尺(1尺=35.5cm)が基準尺として使用されたと推測されます。副葬品の内容は不明です。周溝東北側から7世紀前半頃と思われる土師器甕・坏の破片が出土しています。現在、石室は保護のため埋め戻されていますが、平面形が分かるよう表示がなされています。
所在地多摩市百草1140-1ほか 恋路稲荷神社内ほか
アクセス京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅からバス(一ノ宮経由多摩センター駅行)「落川」下車徒歩9分
京王相模原線・小田急多摩線ほか「多摩センター」駅からバス(一ノ宮経由聖蹟桜ヶ丘駅行)「落川」下車徒歩7分
公開情報【公開日】通年
【公開時間】9:30~16:00
【料金】なし
注意事項駐車場はありません。
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都指定史跡 稲荷塚古墳

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